医学部合格のために予備校・塾は必要ない?
医学部志望の中高生で、予備校や塾に通っている人は多いと思います。
※以下「予備校や塾」は「予備校」で統一します。
でも、医学部に受かるために、予備校に通う必要ってあるのでしょうか?
事実としては、医学生は予備校に通ってた人が多いです。
(現役・浪人問わず)
まず医学部は、浪人していた人が半数以上です。
そういう人たちの大多数は、浪人時代には予備校に通っています。
↓医学部の浪人事情についてはこちらの記事も参照
では現役で合格した人はと言うと、やはり大体は予備校に通っていました。
そもそも医学部って東京出身の人が多いんですよね。
東京って、講師の質が高い予備校が多い上に、予備校の選択肢が豊富なので、
予備校に入って成績を伸ばしやすい環境が整っているんですよ。
だから難関大を目指す都内の中高生は、予備校に入る傾向が強いです。
となれば必然的に、東京出身の多い医学部では、予備校組が多くなりますよね。
しかし一方で、予備校に全く通ってなかったが医学部に合格したという人も
それなりにいます。
これは地方出身の医学生に比較的多い印象です。
地方の場合は「予備校の質が低い」「そもそも予備校が無い」など、
東京と比べると、教育環境が不利です。
そのため、予備校無しの独学で勉強を頑張り、医学部に入るのです。
「で、結局予備校は必要あるの?ないの?」
って話ですが、
都内の優れた予備校なら通う価値あり。
だが独学でも問題なし。
だと考えます。
以前の記事で、
「医学部に受かるには、入試の基本を完璧にすれば良い」
という話をしました。
都内にある優れた予備校では、質の高い講師が「入試の基本」を
どの教科でもしっかりと教えてくれます。
(だからこそ素晴らしい合格実績があるわけです。)
故に、そういう予備校に入って勉強するのは手っ取り早い方法です。
しかし、インターネットでも入試の基本を学べちゃうのが今の時代。
Youtubeに勉強系の動画は沢山ありますし、受験をテーマにしたサイトだっていくらでもあります。
そこで入試の基本を学んで勉強したって、全然構わないのです。
ただ、能動的に自分で情報を探さなくてはならないのが欠点ではあります。
予備校なら、受動的に講師が教えてくれますからね。
したがって、
東京やその近辺の人→優れた予備校なら通う価値あり
地方の人→インターネットを活用すればOK
と言えます。
いかがでしたか?
予備校について迷っている方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。