AIを知るならこの1冊!『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の感想
今回紹介する本は、
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
です。
AIと聞くと、こんなイメージを持ってはいませんか?
「AIの技術はどんどん進歩している」
「そのうち東大入試にも受かるようになる」
「そしていずれは、AIが何でもやってくれるようになる」
AIは、まるで人間のように思考して判断してくれる。
そんな夢のような技術だと思う方もいるかもしれません。
しかし、その認識は誤りです。
この本では、AIの仕組みと限界が述べられています。
これを読めば、AIが決して人間の代わりになる存在ではないことが理解できます。
「なんだ、ならAIって大したことないじゃん」
そう思ったかもしれません。
しかし、著者が伝えたいことは、決してそんなAI楽観論ではありません。
著者は、AIによって人間社会が脅かされる可能性を示しています。
AIが人間の仕事を奪い、AI世界恐慌が訪れる…
そう警笛を鳴らしているのです。
なぜそんなことが起こりうるのか?
この本を読めば理解できます。
今後AIが社会に浸透していくにあたり、我々は無関係ではいられません。
ぜひ全ての人にこの1冊を読んでもらい、AIについて考えてほしいと思います。