人の体で「はたらく細胞」を知りたい人に、おすすめの本!
今回紹介する本は
『Essential細胞生物学』
です。
細胞生物学というと、なかなかピンと来ないかもしれませんが、
「DNAやタンパク質はどういう構造で、どんな役割があるのか」
とか
「ヒトの筋肉を動かす電気信号は、どのように伝わっていくのか」
とか、そういうのです。高校の生物でも学ぶような内容ですね。
私たちの体内で、小さな細胞たちがどんな働きをしているのか?
それを解明するのが細胞生物学です。
「細胞たちがどんな働きを」…?
こう聞くと、『はたらく細胞』を思い出す方もいるかもしれません。
『はたらく細胞』は免疫学に関する話ですが、実は免疫学というのは、
細胞生物学に含まれる学問なんですよ。
『Essential細胞生物学』は、そんな細胞生物学を
知識ゼロの人が読んでも、とても分かりやすく
学ぶことができる名著なんです。
この本、結構大きいし分厚いので、一見すると難しそうな専門書に見えます。
分厚い専門書のイメージって、
「絵が無くて文字だらけ」とか「専門用語ばかりで難解な文章」とか、
そういうのを思い浮かべるかもしれませんが、
この本に関しては全く当てはまりません。
いざページを開いてみると、豊富なカラーのイラストに溢れており、
文章も易しい言葉で書かれていて、非常に読みやすいです。
それでいて、内容はしっかりと充実しています。
この一冊を読むだけで、教養レベルなら十分すぎるほどの知識を得られます。
専門家にでもならない限りは、これ以上詳しい本を読む必要は無いでしょう。
いかがでしたか?
興味のある方、是非読んでみてください。