医者だって人間だもの

医者の卵がお役立ち情報を提供するサイト

人の体で「はたらく細胞」を知りたい人に、おすすめの本!

今回紹介する本は

『Essential細胞生物学』

です。 

Essential細胞生物学(原書第4版)

Essential細胞生物学(原書第4版)

 

 

細胞生物学というと、なかなかピンと来ないかもしれませんが、

「DNAやタンパク質はどういう構造で、どんな役割があるのか」

とか

「ヒトの筋肉を動かす電気信号は、どのように伝わっていくのか」

とか、そういうのです。高校の生物でも学ぶような内容ですね。

 

私たちの体内で、小さな細胞たちがどんな働きをしているのか?

それを解明するのが細胞生物学です。

 

「細胞たちがどんな働きを」…?

こう聞くと、はたらく細胞を思い出す方もいるかもしれません。

はたらく細胞』は免疫学に関する話ですが、実は免疫学というのは、

細胞生物学に含まれる学問なんですよ。 

 

『Essential細胞生物学』は、そんな細胞生物学

知識ゼロの人が読んでも、とても分かりやすく

学ぶことができる名著なんです。

 

この本、結構大きいし分厚いので、一見すると難しそうな専門書に見えます。

分厚い専門書のイメージって、

絵が無くて文字だらけ」とか「専門用語ばかりで難解な文章」とか、

そういうのを思い浮かべるかもしれませんが、

この本に関しては全く当てはまりません

 

いざページを開いてみると、豊富なカラーのイラストに溢れており

文章も易しい言葉で書かれていて、非常に読みやすいです。

 

それでいて、内容はしっかりと充実しています。

この一冊を読むだけで、教養レベルなら十分すぎるほどの知識を得られます

専門家にでもならない限りは、これ以上詳しい本を読む必要は無いでしょう。

 

 

いかがでしたか?

興味のある方、是非読んでみてください。

 

Essential細胞生物学(原書第4版)

Essential細胞生物学(原書第4版)